新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願い致します。
遅ればせながらご挨拶申し上げます。
ブレイブの出川です。
お正月もあっという間に過ぎてしまいましたが、
今年は元日から能登半島地震は起こり、翌2日には羽田空港での事故があり、
年明け早々から大変な1年の始まりとなってしまいましたね。
まだ、被災地においては救済活動や復旧活動が続いており、
被災された方々には心よりお悔やみ申し上げます。
1日も早く日常生活が取り戻せるようお祈り申し上げます。
そういった中で、自分はこの年末年始は比較的自宅で過ごす時間が多く、久々に本を読んでみました。
またまた競馬がらみのお話となってしまいますが、
「川田将雅」というJRA所属の日本人ジョッキーの中では、
今現在では、おそらく実力No.1と言っていいでしょう。
一昨年の年間最高勝利騎手、昨年は最高勝率騎手となっており、
まさに日本を代表するジョッキーの本です。
ただ、特別この川田騎手の大ファンというわけではありませんが、
やはり以前からその騎乗スタイル・競馬にかける思いには気になる部分がありましたし、
彼のトップジョッキーに至るまでの経緯にも関心があったので、
昨年発売された自伝を手にしてみました。
「頂への挑戦」という本です。
ざっくりした内容としては、川田騎手の子供時代から今に至るまでの、
家庭環境や競馬学校時代、出会い、騎手デビューから現在までの半生を描いた本です。
その中で、やはりトップアスリートであると思わせるあるルーチンが心に刺さりました。
それは、レース当日は「朝、カレーを食べること。」
これは以前、イチロー選手もそうしていました。(イチロー選手の場合は毎日だったはず。)
そして、川田騎手のその理由は、
「いつもレース前の朝にカレーを食べる習慣を崩して、違うものを食べて体調が悪くなってしまわないように。」
とのことでした。
これには「なるほど。」と思いました。
プロ意識を感じました。
もちろんそれ以外にも、道具を大切にする心とかレース前の綿密な準備など、
感心することは多々ありましたが。
そして、自分の中でポイントなるワードが「準備」です。
これまで、「準備」に対する重要性を説いた言葉を何度か聞いてきていますが、
話はこの本と少しずれますが、そのうちの一つが、
今から6年程前に、自分の次男が少年野球をしていた時の監督の言葉ですが、
「試合で100%の力を出すには、200%の準備が必要だぞ!」
また、最近では、自宅の近所の建築現場でのスローガン。
「全ては準備で決まる!」
という大きな垂れ幕が掲げられていました。
そしてやはり今回のこの川田騎手での「準備」に対する重要性、
「騎手」という仕事に携わる責任感や信念が伝わる本でした。
本を読んだ後、少し川田騎手のイメージが変わりました。
とても読みやすい本なので、おそらく数時間で読み終わってしまうかもしれません。
自分としては珍しいお勧めの本です。
というそんなお正月の第1コーナーでした。
それではまた次回のブログでお会いしましょう!
See You Next Time!