〈「令和2年5月の有効求人倍率」〉1.20倍、前月比0.12ポイント低下

2020.06.30

　厚生労働省が6月30日発表した

令和2年5月の「有効求人倍率

（季節調整値）」は1.20倍で、

前月に比べて0.12ポイント低下した。

有効求人倍率は、全国のハロー

ワークで仕事を探す人１人に

対して何件の求人があるかを示す。

「新規求人倍率（季節調整値）」

は、1.88倍で、前月に比べて

0.03ポイント上回りました。

「正社員の有効求人倍率」は、

0.90倍となり、前月に比べて

0.08ポイント下回りました。

5月の「有効求人（季節調整値）

」は、前月に比べて8.6%減となり、

「有効求職者（同）」も

前月に比べて0.7%増となりました。

【有効求人倍率】

これらを「業種別」にみると、

「宿泊業、飲食サービス業」（55.9％減）」、

「生活関連サービス業、
娯楽業」（44.2％減）」、

「製造業（42.8％減）」、

「サービス業（他に
分類されないもの）（37.7％減）」、

「運輸業・郵便業（37.0％減）」、

などで減少となった。

【主要産業における対前年同月比の推移】（新規学卒者を除く）

　求人票を受理したハローワーク

ごとの「受理地別」にみると、

最高は福井県の1.66倍、

最低は沖縄県の0.78倍となり、

実際に仕事をする「就業地別」

でみると、最高が福井県の1.73倍、

最低が沖縄県の

0.86倍となった。

【都道府県・地域別有効求人倍率（就業地別・季節調整値）】（新規学卒者を除きパートタイムを含む）

　また、総務省が同日発表した

5月の「完全失業率」は2.9％で

前月に比べ0.3ポイント上昇となった。

「完全失業者」は198万人。

前年同月に比べ33万人の増加で、

４ヶ月連続の増加だった。

【完全失業率】

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