29日、総務省が、2015年平均の「完全失業率(速報値)」は、
1997年以来18年ぶりの低い水準となる3.4%(前年比0.2
ポイント減)であったことを発表した。失業率の低下は5年連続と
なり、雇用情勢の改善が続いている。
2015年平均の「正規の職員・従業員数」は、リーマン・
ショック前の2007年以来8年ぶりの増加となる
3313万人(前年比26万人増)となった。
男女別でみると、「男性」が2270人(前年比3万人増)、
「女性」が1043万人(同比23万人増)だった。
また総務省が同日発表した2015年12月の家計調査に
よると、「消費支出(1世帯(2人以上)あたりの物価変動の
影響を除いた実質)」は、前年同月比4.4%減で、4カ月連続
の減少だった。