「人材紹介の手数料が高すぎる…」そんな悩みを抱える企業は多いのではないでしょうか。今回は弊社のお客様であるIT企業が求人広告を活用して、コストを抑えつつ経理経験者の採用に成功した事例をご紹介します。
人材紹介では数百万円かかる手数料も、効果的な求人広告プランの選定で大幅にカット。なんと手数料相場の8分の1へ圧縮することができ、さらに結果は「応募78名・面接28名・採用1名」と無事募集人数を達成しました。人材紹介に頼らず、求人広告を最大限に活用するためのポイントを解説します。
目次
経理スタッフの退職で採用が急務…でも高い紹介手数料はもう払いたくない
業種 | 情報・IT / 従業員数 330名 |
募集職種 | 経理事務 |
採用条件 | 20代後半~45歳の経理実務経験3年以上 |
採用課題 |
現状の経理事務スタッフが3名在籍。 設立当時から勤続しているベテラン社員が1名定年退職予定。 人材紹介で経理経験者を1名採用したが、4ヶ月で退職。 実務経験は必須だが人材紹介でも通常採用同様に 退職リスクはあるのでコストがかかりすぎる。 |
お客様企業では、突然の退職による人員不足で、経理スタッフの早急な補充が必要に迫られました。「経理経験者」は業務の専門性が高いため、人材紹介会社に依頼するケースが多いですが、その紹介手数料は年収の30~35%が相場。1名採用するだけでも数百万円のコストがかかることも珍しくありません。
しかしながら人材紹介会社を通した採用でも早期退職に至るケースがあり、お客様企業でもそういった自体に直面しており、緊急の採用と、経営資源の最適化も同時に行わなければ行けない状況でした。
そこで弊社では求人媒体の「doda」を最適な採用単価で運用できるプランをご提案、採用を成功させながら、人材紹介手数料のコストを大幅に下げる目標で施策を実施しました。
求人広告で「急募」の経理経験者を採用した広告プランの選び方
緊急募集なら人材紹介しか選択肢はない、と考えられがちですが、求人広告も活用次第で急募採用を成功させることができます。
人気職種「経理」の特性を活かしたターゲティング戦略
事務や経理、人事などの職種は依然として求職者に高い人気があります。そこで、求人媒体のキーワード検索ランキングで上位を占める「経理」というキーワードを活かし、求人広告のターゲティングを徹底。
求人の応募条件を「経理実務経験3年以上必須」とし、経験者のみに訴求する形で広告を作成。これにより、求職者のニーズと企業の求める人材像がマッチし、応募数の増加を図りました。
効果的な広告プランの選定で無駄なコストをカット
人材紹介に比べて求人広告は費用を抑えられる手段ですが、広告プランの選び方次第で効果が大きく変わります。今回は「doda」のBタイプ(5つの広告プランのうち下から2番目のグレード)を選定。
あえて上位プランを選ばず、事前リサーチに基づいてコストパフォーマンスを最大化する戦略をとりました。これにより、必要最低限のコストで高い集客効果を実現しました。
応募78名・面接28名から理想の経理経験者を1名採用
広告の効果は明確に表れました。応募は78名にのぼり、書類選考の結果、28名が面接を実施、その中から、企業が求める経験やスキルを備えた人材1名を無事に採用することができました。
もし人材紹介を利用していた場合、採用手数料として数百万円がかかった可能性がありますが、求人広告を活用したことでコストを大幅に削減、人材紹介手数料の想定コストから8分の1の採用単価が実現しました。
まとめ:人材紹介を使わずに採用成功!求人広告の効果を最大化するなら
いかがでしたでしょうか?
人材紹介を利用すれば、確かに手間は省けますが、その分高額な手数料が発生します。特に、経理のような専門職の場合、年収の30~35%の紹介手数料がかかり、1名の採用で数百万円の出費が必要になるケースも少なくありません。
「人材紹介の手数料が高い…」と感じている企業は、求人広告の可能性をぜひ一度見直してみてください。弊社では様々な求人広告の特性や効果を知り尽くしたコンサルタントが、お客様の要望に合わせ、採用コストを最適化しながら、優秀な人材を確保するご提案が可能です。ぜひ一度お問い合わせください!