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2015.04.09

〈 景況感 〉4ヶ月連続改善、今夏賞与プラス予測

DODA_FB

 内閣府が8日、3月の景気ウオッチャー調査の結果をまとめたところ、

3ヶ月前と比べた街角の景況感を示す現状判断DI(指数)は、

52.2(前月比2.1ポイント上昇)となり、

4ヶ月連続で改善したことがわかった。

 外国人観光客の増加や株価上昇に加え、

賃上げへの期待が景況感を押し上げ、

好不況の分かれ目となる50を2ヶ月連続で上回った。

 内閣府は、基調判断を「緩やかな回復基調が続いている」とし、

2ヶ月連続で上方修正した。

 また、民間企業で今夏に支給されるボーナスが増え、

昨年の夏と冬に続いて3半期連続でプラスとなるとの

民間予測が相次いでいる。

 野村証券は1人あたり平均で37万5472円(前年比2.1%増)、

第一生命経済研究所は1.6%増、三菱UFJリサーチ&コンサルティングは

1.8%増をそれぞれ見込む。

 いずれも伸び率は昨夏の実績(2.7%増)から鈍化するが、

個人消費を後押ししそうだ。

 一方、自動車や電機などの輸出関連企業は、

円安で好調な業績を反映した。建設業や飲食業などは、

人手不足による待遇の改善がボーナス増につながる見込みだ。


 ただ、2008年のリーマン・ショックまでの

平均支給額は40万円台で、依然として下回っている。

原油安による収益拡大などで、今後も幅広い業種で

ボーナス増が見込まれるが、リーマン・ショック前の

水準に戻るには時間がかかるとみられる。

 

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