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2015.03.17

〈パート〉各業界 待遇改善の動き

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 食品スーパー大手のライフコーポレーションは

5月からパート従業員約2万人の階層を6段階から

50段階に細分化し、働き具合に応じて昇級する機会を増やす。

定期昇給(定昇)を始めることが13日、分かった。

 ライフは首都圏や関西を中心に、約240店舗を展開しており、

従業員数は約3万6千人。

人手不足で人材確保が難しくなる中、

非正社員の待遇を改善することで、優秀な働き手を確保する狙い。
大手企業でパート従業員にも定昇を導入するのは珍しい。

ライフ労働組合が昨年の春闘で導入を求め、

労使でこのほど合意に至った。

 新制度では、パート従業員の多くが評価区分に応じて

毎年5〜10円時給が上がる。年間で1人当たり約2万円の賃上げになる

ケースもあるという。

これまでは人事評価で等級が上がらないと時給は増えなかった。
 会社側は新制度導入により、初年度で人件費が

数億円増えると見込んでいる。


 三越伊勢丹も5月から、非正規社員の評価の機会を年2回にする。

 全日空は「人材の獲得競争が激しく、人材を獲得したい」として、

16年4月から初任給を8年ぶりに約5%引き上げる。
 イオンは主力の総合スーパーが不振だが、

パート従業員の処遇を改善する方向で検討している。

 航空や小売り、外食など幅広い業界では、人手不足が深刻化。

職場の中心となる優秀なパート従業員をつなぎとめるため、

時給の引き上げなど、待遇改善に乗り出す動きが加速している。

 


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