文部科学省の調査によると16日、
今春卒業予定で就職を希望する「高校生の就職内定率」は、
88.8%(昨年12月末現在、前年同期比3.5ポイント増)で、
1980年代後半のバブル期並みの高さ
となったことがわかった。
今春卒業予定者約107万2000人のうち、
就職希望者は約19万1000人で、このうち内定者は約17万人だった。
男女別でみると、男子が90.7%(前年同期比2.7ポイント増)、
女子が85.9%(同4.4ポイント増)だった。
学科別でみると、
1位「工業科」(96.0%)、
2位「看護科」(92.6%)、
3位「福祉科」(92.1%)が続いた。最も低かったのは、
「普通科」(81.7%)だった。
都道府県別でみると
1位「富山県」(96.9%)、
2位「石川県」(95.5%)、
3位「岩手県」(95.3%)が続いた。
低かったのは、
47位「沖縄県」 (63.2%)、
46位「大阪府」 (81.3%)、
45位「神奈川県」(82.5%)となった。
(2015年2月16日 読売新聞より抜粋)