牛丼チェーン「すき家」を運営するゼンショーホールディングスが10日、
2014年4〜12月期連結決算は、最終(当期)損益が25億円の
赤字(前年同期は7億円の黒字)であったと発表した。
牛肉価格が一時、前年比で2倍にまで高騰したことや、人手不足で深夜営業の休止を
余儀なくされたことが響いた。
昨年春ごろから深夜の1人勤務などの過酷労働や、アルバイトの大量退職で
人手不足が表面化した。全国約1900店舗のうち、
営業に必要なアルバイトが確保できないなどの理由で、
昨年10月時点で1254店が深夜営業を休止した。
売上高は10.2%増の3834億円、本業のもうけを示す営業利益は75.1%減の14億円にとどまった。
ただ、15年3月期の業績予想は最終損益75億円の赤字のまま据え置いた。
(2015年間2月10日 毎日新聞より抜粋)